上宇部小の児童と保護者が工場見学

上宇部小児童と保護者約30人は冬休みを利用して5日、宇部興産化学カンパニー化学生産本部宇部藤曲工場を訪れ、アンモニア製造工程を学んだり、工場内を見学したりした。

宇部市内の環境団体などで組織する連絡調整会議が環境省の補助事業にのっとり、子どもたちを対象にした地域教育向上プロジェクトとして実施した。

最初に三浦英恒工場長が「国内には4社のアンモニア製造会社があるが、年間生産量100万㌧のうち、この工場が最も多い36万㌧を生産している。見学を通して化学やものづくりに興味を持って」とあいさつした。

市まちなか環境学習館の薄井洋基館長(神戸大名誉教授)が「アンモニアの話」と題して、製造工程を分かりやすく紹介。薄井館長は「アンモニアは臭いという不快なイメージを持ちがちだが、みんなが着ている服の材料であるナイロンや肥料などを作ったりする大事な化学製品」と具体的な製造工程を図で示しながら説明。ガーゼに含ませたアンモニアを嗅ぐと、参加者から「臭いや~」の声が上がった。

続いて製造チームの田代慶太さんが工場の概要を紹介。「工場の広さは上宇部小グラウンドの24個分。空気中に捨てていた副産物の炭酸ガスはドライアイスのもとの液化炭酸ガスに製品化している」と地球に優しい工場をアピールした。

マイナス180度の液化酸素の中にバラを入れると瞬時に凍り手で粉々になる実験や、ドライアイスを水に入れると白い煙を上げて気化するのに歓声を上げた。坂本匠君(5年)は「臭いだけと思っていたが世の中の役に立つのがよく分かった」と感想を話した。

カテゴリー:教育・文化2017年1月6日

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