ユネスコ英語暗唱弁論大会、優勝者決まる

第56回宇部ユネスコ英語暗唱弁論大会は21日、文化会館で行われ、中学の部は慶進2年の李卓衍(り・たくえん)さん、高校の部でも慶進2年の中野明日香さんが優勝した。宇部ユネスコ協会、市教育委員会、宇部日報社主催。
対象は県中、西部地域の中・高校生で、暗唱の中学校の部には17校から31人、自作原稿による弁論の高校の部には9校から12人が出場した。いずれも制限時間は5分。県立大の岩野雅子副学長ら4人が発音や発表態度を審査し、中学校の部は10人、高校の部は5人が入賞した。
李さんは日本で生まれ、小学3~4年の2年間はアメリカに滞在。コンテストでは、女優のエマ・ワトソンさんが昨年、国連で男女平等を訴えたスピーチを、4分の1程度にまとめた。2週間前から特訓し「強弱をつけて、内容を伝えるよう心掛けた」という李さん。本番では「緊張せず、満足できる」発表で、栄冠を手にした。国連で働く夢に向かい、さらに精進を誓う。
中野さんの演題は「The Courage to be Alone(1人になる勇気)」。昨年11月から自身の経験を基に文章を練り、直前の2週間で発表技術を磨いた。中学時代は人に合わせるよう努めたが、高校で「嫌われる勇気」という本と出合い、意識が変化。親の方針もあってスマートフォンを持っていないが、そのことで「自分を見詰め直すことができ、リアルな関係を築ける」と利点を紹介。スマホに振り回されないよう、警鐘も鳴らした。「審査員にメッセージを届けるようスピーチした。優勝できて本当にうれしい」と喜ぶ。将来は、医師を目指している。
表彰式では、中学校の入賞者に宇部ユネスコ協会の脇和也会長、高校の入賞者には宇部日報社の村田武彦常務が賞状と賞品を手渡した。審査員4人は「中学生は迫力があった。発音をしっかり直すと、さらに上達する」「高校生はスピーチの構成も重要。オリジナルなメッセージか、中身も問われる」「英語らしいリズムが大事。コンテスト出場は貴重な経験。これからも積極的にチャンスをつかんで」「言葉は生きている。英語の勉強を続けてほしい」などと激励した。
入賞者は次の通り。(敬称略)
◇中学①李卓衍(慶進2)②松本紗府(川上2)③夏山穂乃香(慶進1)④森重侑真(川上1)⑤井田慶太(桃山1)⑥吉田桃香(常盤2)⑦畑邉夏季(小野田2)⑧竹下心(山口・湯田1)⑨島村真生子(桃山2)⑩長野ほのか(山口・阿東2)
◇高校①中野明日香(慶進2)②山本佳奈(宇部中央2)③佐川葉月(宇部フロンティア大付属香川2)④嶋田美月(下関中等5)⑤姫路超(香川2)

カテゴリー:教育・文化2015年2月23日

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