オートレーサーが児童前に講演

全日本オートレース選手会山陽支部所属のオートレーサー、岩﨑亮一選手(41)が27日、高千帆小(三原裕人校長)の6年生96人を前に講話した。背骨を損傷する大けがから復帰した岩﨑選手が「諦めず、自分を信じて」と、自らの力で物事を決める大切さを伝えた。

岩﨑選手は福岡県粕屋郡出身。オートレース好きの祖父の影響でレーサーを志す。高校卒業後に一度は就職したが一念発起し、25歳で選手候補生を決める試験に合格。2014年にはG1のムーンライトチャンピオンカップ争奪戦でタイトルを獲得するなど活躍している。

デビュー直後のレース中、落車しフェンスに体を打ち付けて大けがを負った。リハビリのため半年のブランクが生じた。つわものぞろいの同期生と差ができもがき苦しんだことを告白。「人頼みにする気持ちを捨て、自分で考えた走り方や練習に責任を持つことで結果が上向きだした」と振り返った。

仕事を辞めてまでレーサーを目指した理由として、職場で世話になった先輩の突然の死を挙げた。「狭き門なので諦めていたが、いつ死ぬか分からないのなら、夢をかなえるためにも全力で頑張ろうと決心した」。競争率25倍の難関突破に向けて編み出した試験対策、試験場の雰囲気について話した。

「お客さんに喜んでほしいという気持ちが、危険を伴う競技を続ける原動力」と話し、SG(スーパーグレード)の大会で優勝する自身の目標を宣言。「自分で選んだ道に責任を持って。何事も諦めたらいけない」と呼び掛けた。

競技車の乗車体験もあり、児童は目を輝かせながらシートの乗り心地、ハンドルを握りしめる感覚を楽しんでいた。

湯原虎太郎君は「命懸けで頑張る姿がかっこいいと思った。バスケット選手か学校の先生になるのが夢なので、夢を叶えるために全力で頑張りたい」と話していた。

カテゴリー:教育・文化2017年11月28日

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