ご当地ソングが野菜摂取促進に一役

キノコ、ハクサイ寄っといで 集まれ野菜てんこもり♪ー野菜をたくさん摂取しようと呼び掛ける宇部のご当地ソング「やさい350gのマーチ」が学校現場などで人気を集めている。軽快な音楽に合わせたダンスの映像が小学校の給食時間に流されたり、幼稚園や保育園の朝の体操で踊られたりしている。

2012年10月に宇部市小羽山の辻畑鉄矢さんがプロデュースし、作詞、作曲、歌を宇部にゆかりのある人たちが担当してCDを制作した。趣旨に賛同した市健康推進課が辻畑さんに「ダンスも付けてほしい」と依頼し、宇部市を中心にした子供たちが踊るDVDが昨夏、完成した。
市健康推進課は野菜摂取の啓発用にと、市内の全ての小学校と幼・保育園にDVDを配布。西宇部小などでは給食時間にDVDを上映し、子供たちに野菜をたくさん食べる必要性を楽しく教えている。運動会のプログラムに組み込む学校も増えている。
野菜摂取啓発を若さで応援しようと、宇部フロンティア大短大部では食物栄養学科の2年生36人が中心となって普及を手助けする。市内の幼・保育園を訪れたり、同校に地元の藤山地区の独居老人らを招いた昼食会などでダンスを披露したりしている。
昨年12月にはマックスバリュ恩田店で買い物客を前に踊り、その足で岬3丁目にある聖和幼稚園を訪れ、野菜を食べる大切さを園児に訴えた。
同園は日頃から食育に熱心で、食べ物を栄養素によって赤(肉や魚などのタンパク質)、緑(野菜や海藻などのビタミン類)、黄色(ご飯やパンなどの炭水化物)に分けたパネルをホールに展示。野菜のマーチは朝の体操や運動会で踊っている。
岡村未来さん(2年)=阿知須飛石=は「生野菜はかさが多いが、煮たりするとかさが減ってたくさん食べることができることなどをPRしている。歌を口ずさんで、みんながたくさん食べるようになるとうれしい」と話した。
厚生労働省の12年度国民栄養調査では20歳以上の国民1人当たりの1日の野菜摂取量は286・5㌘。都道府県別では山口県は男性が16位(308㌘)で2年前の40位(280㌘)から大幅アップ。女性も19位(283㌘)で41位(259㌘)からランクアップしている。
市健康推進課の一色厚子栄養士は「20歳代、30歳代の野菜摂取量が少ないというデータがある。宇部で作られた歌とダンスが、子供たちやお母さん、お父さんが野菜をたくさん食べるきっかけになればうれしい」と期待を寄せる。

カテゴリー:教育・文化,経済2014年1月4日

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