「雲谷等顔展」始まる

県立美術館の特別展「没後400年 雲谷等顔展」は1日、山口市亀山町の同館で始まった。雪舟の後継者として水墨画を極め、萩市を拠点に京都でも名をはせた毛利輝元のお抱え絵師、等顔(1547~1618年)の作品を中心に82点を並べている。12月9日まで。

米国・ボストン美術館所蔵の「山水図屏風(びょうぶ)」は、等顔の真骨頂ともいえる名品。空間構成や大気の表現、墨の多層的な広がりなどに、等顔の技量が光る。3年前に山口市水の上町の洞春寺で発見され、本邦初公開となる「孔雀牡丹図屏風」は、等顔には珍しい着色の花鳥画。この他、文書資料や弟子の作品もある。

等顔は現・佐賀県の武家出身で、輝元のお抱え絵師に抜てきされてからは萩市を拠点に活動した。和歌などもたしなんだことから、輝元からは単なる絵師としてだけでなく、文化的ブレーンとしても重用された。京都にも頻繁に通って著名な禅宗寺院などに作品を残しており、桃山時代を代表する画家の一人だったという。

学芸員の福田善子さんは「墨の力強さや繊細さを見てほしい」と語った。

料金は、一般1300円、70歳以上・学生1100円。18歳以下無料。

時間は午前9時~午後5時(入館は4時半)。月曜日は休みだが、5日と12月3日は開館する。

問い合わせは同館(電話083-925-7788)へ。

カテゴリー:教育・文化2018年11月1日

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