「第19回女と男の一行詩」入賞作品決まる

山陽小野田市が男女共同参画の推進に向けて広く全国に発信する冊子「第19回女(ひと)と男(ひと)の一行詩」の入賞作品が決まった。全国から2545点の応募があり、最優秀賞には大阪府高槻市の主婦、横尾伸子さん(47)の作品「妹が割った玉子を僕が混ぜ ママが味付け パパが焼く これが我が家の玉子焼き」が選ばれた。優秀賞は2点、入選は7点、特別賞は2点で、新設した協賛企業賞8点も発表した。

旧小野田市時代の1998年に「おのだ男女共同参画プラン」が策定されたのを契機に、男女共同参画社会の実現や市民の意識改革を目的として、毎年実施しているコンクール。共感を覚えるような真実味あふれる短詩が好評を得ている。

今回の応募者は12~89歳の1655人。男女比は男性54%、女性46%で、近年と同様に男性が若干上回った。中高生からは小野田高、小野田工高、サビエル高、高千帆中、厚狭中、埴生中の978人から1211点が寄せられた。

1次審査では市男女共同参画審議会委員12人と市職員38人が選考。最終審査では同審議会会長、人権擁護委員、やまぐち男女共同参画推進認証事業者の嶋田工業の代表者、山口東京理科大の学生など8人が審査員を務めた。

最優秀賞の横尾さんは親族の家庭のルールを、6歳の子どもの目線で表現。「性別や子ども、大人にかかわらず、おのおのができる範囲でこなす。互いを補い合い、助け合い、思いやる。社会全体がこのようになれば」とのコメントを寄せた。

冊子には1次審査で評価が高かった約260点を掲載。1部250円(税込み)で、市役所の市民生活課と山陽総合事務所(厚狭地区複合施設内)の地域活性化室で販売している。
その他の入賞作品は次の通り。(敬称略、ペンネームあり)
【優秀賞】
▽『手伝うよ』 そのひと言で 妻不機嫌(角森玲子、島根県安来市)
▽五十年強く育てた赤い糸 寝顔の妻にありがとう(吉田明生、奈良県橿原市)
【入選】
▽守備範囲 担当分野違っていても 共に味わう 達成感(ナッツとピュア、愛知県半田市)
▽『あたりまえ』から『ありがとう』男女(あいて)を認める 第一歩(田邊紗絵、大阪府池田市)
▽休日は パパが隊長子が隊員 ママ休ませる秘密のミッション(にじのいろ、千葉県木更津市)
▽お互いの 手を杖にする 祖母と祖父(松永智文、愛知県清須市)
▽噛み合わぬ 会話している 老夫婦 だけど不思議と 通じてる(全然ZENざい、東京都八王子市)
▽変わったね定年迎え気遣って 笑い振り撒き恋人のよう(工藤敏子、宇部市)
▽高1のオレにじいちゃんがキャラ弁を作る クラスの女の子に人気です(三原正恵、山陽小野田市)
【特別賞】 ▽ドラマチックな出来事は 1つもないけど その日々は『一生の宝』とうたう祖母 ひそかに笑う 祖父の顔(濱田南、厚狭中)
▽叱る父 母から聞いた優しい父 その差が父の不器用な愛(宮崎七海、厚狭中)
【協賛企業賞】
◇宇都宮帆布工房賞
▽育児しない男は 意気地なしと言われ 今日はパパの公園デビュー(ゴーリキ、大阪府藤井寺市)
◇おのだねぎ三昧賞
▽パパママの パワースポット 子の寝顔(かべどん、東京都江戸川区)
◇きららガラス未来館賞
▽認め合い 男女で奏でる 家庭・職場のハーモニー(野口成人、滋賀県長浜市)
▽寝てなさい 子を抱く夫の 優しさよ 感謝しながら夢の中(村椿真知、石川県金沢市)
◇元気のりのり高泊漁協賞
▽助け合い時に手を引き背中押し社会に光る女と男(荘子隆、宮崎県宮崎市)
◇嶋田工業賞
▽ありがとう素直に言おうためらわず 互いに気どらず伸び伸びと(工藤貢二、宇部市)
◇せめんだる賞
▽やさしさは 人が輝く エッセンス 惜しまずかけて きらめく社会(ベンジャミン、兵庫県神戸市)
◇浜のてんぷら屋賞
▽家事ほめて定年亭主をリサイクル(原馬正文、滋賀県湖南市)
◇やまざる努力賞
▽子育てと仕事に励む妻を見て 負けてられぬと決意も新た(ほり・たん、福島県いわき市)

カテゴリー:行政,教育・文化2017年10月3日

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