「大内もなたん」にグッドデザイン賞

山口市を代表する伝統漆工芸の大内人形を模した和菓子「大内もなたんシリーズ」が、2018年度グッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)を受賞した。大内もなたんは、下竪小路にある1897年創業の老舗和菓子店、山口風月堂(渡邊康治代表)が開発したもなか。渡邊代表の妻で4代目若おかみのさち子さんがプロデュースし、2年前から販売している。関東出身のさち子さんは7年前から山口で生活を始め、「大内人形をモチーフにした山口らしいお菓子を作りたい」と発起。宇部市東岐波のデザイナー、タケナカアツコさんや大内塗工房の職人らと協力し、包み紙のデザインや手提げの紙袋など細部にまでこだわった愛らしい和菓子を完成させた。夫婦円満の象徴とされる大内人形。殿は粒あん、姫は抹茶あん入りで、お土産にはもちろん、結婚式や出産内祝いなど用途も多岐にわたる。大内塗工房5店舗の中から好みの大内人形を選び、もなかと一緒に箱詰めされたプレミアムセットは、本家大内人形の販売促進にも効果が波及している。審査では、伝統工芸の漆塗りと和菓子とのコラボレーションを地域の和菓子店が中心となって行い、新しい市場やつながりを生んだことなどが評価された。さち子さんは「今回の受賞が大内塗の歴史や文化への関心を生むきっかけとなり、皆さんと一緒に県の財産である伝統工芸の大内人形を育てていけたら」と話していた。同店と県立美術館ミュージアムショップ(亀山町)で購入が可能。2個入り880円、8個入り2500円(税込み)。プレミアムセットは同店でのみ購入可能。大内塗人形一対と8個入り8800円から、16個入り1万2000円から。

カテゴリー:教育・文化2018年10月19日

山口ゆめ回廊
石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
アーカイブ
facebook
twitter