「埴生に小・中連携校を」山陽小野田市長と教育長に署名提出

埴生小・中連携校の建設計画をめぐり、建設推進を求めて署名運動を続ける住民らが30日、1914人分の署名簿を山陽小野田市長と教育長に提出した。連携校の建設は学校の耐震化を機に、市教育委員会が2009年に計画を示したが、保護者らの反対が多く、計画は進んでいない。推進住民は署名数は埴生小校区の有権者の約52%に当たるとし、「学校づくりはまちづくり」と、連携校の早期実現を強く訴えた。

連携校の建設は埴生中校区と厚陽中校区で計画され、厚陽は12年4月に開校した。埴生は当初、埴生小、津布田小、埴生中の連携だったが、通学距離などを理由に津布田が協議から離脱。埴生小・中での連携を提案した市教委は説明会やワークショップで理解を得ようとしたが、いまだ意見はまとまらないままだ。
署名活動を行ったのは発起人の16人。保護者と地域住民による新しい教育環境の充実、安心安全な通学路の整備、小・中連携校を中心とした新しいまちづくりなどを推進理由に掲げ、昨年12月末から各戸を回って理解と署名を求めた。
有権者の過半数に達したことから一区切りとして署名簿を提出したが、署名活動は今月末まで続けるという。発起人の一人、中村眞也さんは「埴生地域にとって、学校づくりはまちづくりに匹敵する」と、連携校の建設を将来のまちづくりにつなげたい考えだ。
市教委は児童の安全面から連携校建設の是非にかかわらず、市内で唯一、未改修の埴生小の耐震化工事を進める方針。推進住民らは「耐震化工事が始まれば、連携校の建設が困難になる」と、署名を通じた連携校実現を急いでいる。
市教委が埴生中での連携校建設計画を提示後の11年に、埴生小PTAが実施した保護者アンケートでは、152世帯中48%の73世帯が反対。埴生中の敷地面積の狭さ、通学路の安全確保、中学生によるいじめや児童のストレスが主な理由だった。

カテゴリー:教育・文化2014年1月31日

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