河村准教授(山大大学院工学研究科)が高速の画像処理技術開発

 山口大大学院理工学研究科の河村圭准教授(37)は、生物の進化の仕方を参考に情報を処理する手法「進化的アルゴリズム」を用いて、画像処理による外観品質検査を高精度化する技術を開発した。コンクリートのひび割れや鋼材の劣化について、熟練者による目視に代わる検査手法などへの応用に期待が集まっている。
 進化的アルゴリズムは、コンピューター内に人工生物を発生させ、これらが最適な解を短時間で見つけ出す計算手法。生物が遺伝子の突然変異などを繰り返し、環境に適応できるよう進化していく仕組みを模倣して問題を解決する。解の候補をしらみつぶしに分析するような作業が不要で、劇的な高速処理が可能となる。河村准教授は「本技術は、画像中の問題個所の検出から計測までを自動化する手順を、熟練を要せずに導き出し、検査技術の開発の大幅な効率化が図れる」と話す。
 画像からひびの外観評価をする河村准教授(山口大工学部で)

カテゴリー:アーカイブ2008年7月15日

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