宇部興産、石炭灰など再利用し「地球に優しい事業」強化

 セメント工場はリサイクルの“優等生”。宇部興産のセメント製造部門では、原料の一部に本来は埋め立て処分される石炭灰や高炉スラグ、建設発生土などを使っている。燃料にも廃プラスチックや廃木材を活用。同社は「コスト削減の狙いもあるが、二酸化炭素排出削減につながる地球に優しい事業活動」と胸を張る。
 セメントの主原料は、七割強を占める石灰石に粘土、ケイ石、鉄源など。千五百度近い高温になるセメントキルンの中で焼き、石こうを加えて粉砕し、製品化する。同社では、コスト削減の観点から二十年以上前から粘土の代わりに石炭灰を使い始めた。高温のキルンは通常の焼却炉では対応できない物質を焼却、破壊できるとあって最近では新しいニーズも発生。搬入される廃棄物の種類や量は、ここ数年で大幅に増加した。

 廃棄物を有効利用して稼働するキルン(宇部セメント工場で)

カテゴリー:アーカイブ2007年5月24日

石炭都市宇部市の起源
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