磨崖仏、年代特定できず

 山陽小野田市有帆菩提寺山の磨崖仏(まがいぶつ)の年代特定に向けて学術的アプローチを続けてきた磨崖仏調査委員会(八木充委員長、二十人)の最終報告書がまとまった。四半世紀にわたる年代論争に終止符をとの期待が寄せられたが、専門家の見解は一致せず「結論なき結論」となった。
 磨崖仏は同山山頂付近の斜面にある花こう岩の自然の岩肌に彫られた聖観音(しょうかんのん)。高さは三・二メートル。地元自治会が市に所有権を移譲したことで、市が二〇〇五年三月に本格的な調査委を立ち上げた。地元の意見(聞き取り)、関係史料、古文書、独自の調査報告、彫刻の様式などを踏まえ、さまざまな専門分野から議論したが、どれも年代を特定する“決定打”にならなかった。現物非破壊の原則で科学的調査も見送られた。教委は報告書を百部印刷し、関係機関、協力者らに送る。中央と厚狭の図書館でも閲覧できる。
 磨崖仏の最終報告書

カテゴリー:アーカイブ2008年4月10日

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