山大大学院理工学研究科が「メタマテリアル」のプロジェクトチーム結成

 山口大大学院理工学研究科の真田篤志准教授が開発した人工的材料「メタマテリアル」の研究を加速しようと、同大はプロジェクトチームを組織した。文部科学省の特別教育研究経費が二〇〇八年度から四年間で総額約四億円交付される。三浦房紀工学部長は「宇部をメタマテリアルの世界的な研究拠点にしたい」と話した。
 メタマテリアルは金属や半導体などの小片を、電磁波の波長よりも小さい間隔で並べて構成した構造体。電磁波にとっては均質な物質として働き、光の屈折率が負になるなど自然界にはない性質を持つ。電磁波の進行方向を自在に制御できることから、微細な集積回路の作製を可能にするスーパーレンズや、電波障害の回避、無線盗聴対策の切り札となる高性能電磁シールド、障害物を事前に検知し衝突を回避する車載レーダーなど、応用範囲は広い。二〇〇二年に真田准教授が世界で初めて開発に成功。商品化に向けて産業界が開発にしのぎを削っている。
 プロジェクトメンバー。前列右から真田准教授、羽野教授、久保准教授、後列右から堀田准教授、浅田准教授、中山准教授(山大工学部で)

カテゴリー:アーカイブ2008年4月9日

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