救急医療情報システム、うまく機能せず現場困惑

 救急病院の空きベッド数をオンラインで消防に伝え、搬送時間を短縮してたらい回しを防ぐ救急医療情報システムが、うまく機能していない。県が定めた病院側が一日二回入力するデータでは、リアルタイムで空きベッドの情報が欲しい救急隊には役立たないという。このシステムは、病院が入力した空きベッド数や手術の可否などの情報が、インターネット回線を通じて消防本部の司令室にある端末装置で確認できるもの。通信指令課の野村俊博課長は「確認作業に手間がかかる。データはあくまで参考程度」と話す。
 厚生労働省は、昨年八月に、奈良県で三十歳代の妊娠中の主婦が病院をたらい回しにされ、死産した事件を受け、二○○八年度に、消防本部側が医療機関側に情報の更新を促す表示などができるシステムへ部分的な改修をする補助事業を行う。
 指令室に置かれた県救急医療情報システムの端末(宇部市消防本部で)

カテゴリー:アーカイブ2008年2月19日

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