糸根川高潮対策で整備計画案

 第一回糸根川川づくり検討委員会は十三日、山陽小野田市の埴生公民館であり、同水系の整備計画案が示された。国道2号の糸根橋から上流域に向けた三キロを整備区間とし、堤防のかさ上げや河道の拡幅で高潮による浸水被害を解消し、増水時の流下能力を確保する。計画期間はおおむね十年間。 糸根川は埴生口峠(標高九〇メートル)から周防灘に注ぐ二級河川。流路延長は約四・一キロ。人口、資産が集中する下流の埴生地区は、洪水や高潮で大きな被害を受けており、旧山陽町時代にハザードマップを作製し、ソフト対策は充実させたが、ハード面での高潮対策が急務となっていた。 計画案によると、整備区間のうち、糸根橋から三百五十メートルを高潮対策区間とし、洪水を安全に流下させるため、堤防を最高で一・七メートルかさ上げする。川幅は平均十メートルに広げる。盛り土で築堤し、管理用通路も整備する。豊かな植生や環境省レッドデータブックによる準絶滅危惧(きぐ)種のハクセンシオマネキが生息する干潟の保全などにも配慮する。地域住民の理解と協力を得ながら、適正な維持、管理を推進していく。事業費は六億円強を見込んでいる。

カテゴリー:アーカイブ2006年10月14日

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