プレート間地震が観察できる装置、山大大学院山本教授と中原鉄工所が共同開発

 山口大大学院理工学研究科の山本哲朗教授(58)=耐震工学専攻=は、このほど中原鉄工所(中原浩二社長、宇部市南浜町)と共同で、プレートの跳ね返りによって起きるプレート間(海溝型)地震のメカニズムが観察できる携行型の「プレートにより起きる地震発生装置」を開発した。小学校の防災授業などに役立てる。
 水槽(縦三十五センチ、横七十センチ、深さ三十五センチ)に、海に見立てた水深二〇センチの薄青く染めた水を入れ、この中に地震発生装置を沈める。プレートは、厚さ一ミリのステンレス製の板ばね鋼でできており、水槽上部にあるハンドルを回すと海のプレートが陸のプレートに潜り込み、やがて耐え切れなくなって跳ね返る。この時に、水槽が波立ち、津波をイメージすることができる。子供たちの興味を引くように、ハンドルを回してプレートを動かす手動式にもこだわった。
 新しい装置は、今月十二日に下関市の楢崎小で行われる防災授業でデビューする。

 地震発生装置でプレート間地震を再現する山本教授(6日午前10時半ごろ、山大工学部で)

カテゴリー:アーカイブ2006年10月6日

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