ナルトビエイ、標識放流調査スタート

 広島大の研究チームが三十日、山陽小野田市沿岸に大量発生しているナルトビエイの標識放流調査を行った。捕獲した個体にタグ(付け札)を打ち込んで逃がし、定期的な捕獲を通じて、回遊性や分布、移動の状況などを調べる。アサリに深刻な被害を与える“天敵”の生態解明、食害防止策へとつなげる。
 県漁協小野田支店(福永富二雄運営委員長)で漁船三隻をチャーターし、捕獲作戦を実施。バシャバシャと水をたたきながら船上に揚がってきたエイから、毒のある尾のとげ部分を切り取り、雌雄を判別、体長を測定した後、背側に長さ十センチの棒状のタグの先端(フック状)を打ち込んだ。約四時間の作業で、大小七十四匹に付けた。この時期も近海には相当数のエイが生息していることが分かった。今年は五月下旬から七月上旬まで駆除作業があり、千四百九匹(二十九・五二トン)を捕獲し、処分した。

 タグを打ち込まれるナルトビエイ(山陽小野田沖で)

カテゴリー:アーカイブ2006年8月31日

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