伝統の土手まつり

 高泊後潟地区で江戸時代から受け継がれている伝統行事「土手まつり(虫ふうじ)」は十四日、厚狭川沿いであり、後潟上、同下、高浜の三地区から三世代四十人が参加し、南北一・五㌔に生い茂った夏草に火を放って地域の安全に願いを込めた。同実行委員会(縄田泰一会長)主催。
 参加者は日没後の午後七時ごろから排水機場近くに集まった。縄田会長から行事の由来を聞き「昔の人の苦労をしのび、地区が発展するように力を合わせて伝統行事を守ろう」と心に刻んだ。
 打ち上げ花火を合図に、土手の下に組んだやぐらに点火。子供たちが、それぞれ手にしたたいまつに火を移し、川上、川下の二手に分かれて雑草を焼いた。バチバチと音を立てて燃え、火柱も勢い良く上がった。たちまち火の道となった川土手一帯からは煙も巻き上がり、炎とともに夏の夜の荘厳な景色を映し出した。「伝統行事を多くの人にも見てもらいたい」と話す参加者もいた。

カテゴリー:アーカイブ2007年8月15日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ