山陽病院でアスベスト小体の計数検査スタート

 国立病院機構・山陽病院(上岡博院長)は、八月からアスベスト(石綿)小体の計数検査を始めた。検査・保険態勢が確立されていない国内では珍しい取り組みだ。同病院は一年前に石綿中皮腫相談窓口を開設し、四月からは最先端の技術を持つ胸部外科医の着任で手術件数が大幅に増加。今後も呼吸器疾患の基幹医療施設としての機能を、より高めることにしている。
 アスベストを肺に吸い込むと、組織に突き刺さるなどして、三十-四十年後に肺がんや悪性中皮腫を発症するといわれている。同小体は、アスベストの周囲にタンパク質や鉄分が付着して形成される棒状・ビーズ状の物体。摘出した肺の一部を化学処理して光学顕微鏡で見ると、存在が確認できる。
 計数検査は、同病院で治療を受けた希望者なら無料で実施。院外患者も有料で調べてもらえる。問い合わせ・相談は、同病院(電話58-2300)で受け付けている。

 計数検査をするスタッフ(山陽病院で)と、確認されたアスベスト小体

カテゴリー:アーカイブ2006年8月4日

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