西部浄化センターで汚泥減量システムの実証試験、市が導入検討

 宇部市西部浄化センターで九日、汚泥減量車を使った汚泥可溶化減量システムの実証試験が行われた。発生汚泥をメタンガスと炭化物に資源化し、廃棄物ゼロを目指す装置で、二酸化炭素排出量の抑制や経費削減が期待できる。
 市から出る脱水汚泥は年間約七千トン。現在は主にセメント原料として使われており、処分費は約七千万円に上る。同システムを活用すれば炭化物を環境保全センターで燃やすことができるが、市では設備費など費用対効果を考えて、今後、導入を検討する。
 汚泥減量化システムは、山口大の教官でつくる技術移転会社・山口TLOが所有する特許を利用して、下関市のプラント開発会社・日環特殊(梅田洪日社長)が作った。同社の説明によると、この装置を使って三千リットルの汚泥を処理すれば、百リットルの脱水汚泥となり、さらに乾燥・炭化すれば二十五リットルに圧縮できる。この間に生成されるメタンガスは、バイオマス燃料として発電などに利用でき、炭化物も助燃剤や乾燥剤として活用できるという。

 汚泥減量車(西部浄化センターで)

処理の説明を受ける市職員(西部浄化センターで)

カテゴリー:アーカイブ2006年6月10日

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