介護保険制度改正で福祉用具利用者に広がる不安

 四月からの介護保険制度改正で、介護予防などの新サービスが加わる一方、介護度合いが軽度の高齢者は、車いすや電動で背が上がるベッドなどの福祉用具が、原則使えなくなった。施行まで半年間の経過措置が終わる十月を控え、利用者の間に不安が広がっている。
 宇部市鵜の島の障害者用の市営住宅に独りで暮らす徳永克子さん(70)は最近、担当の神原苑在宅介護支援センターのケアマネジャー、山田奈津子さんから、十月から電動車いすが使えなくなると知らされ途方に暮れた。電動車いすの利用は現在、月額二千五百円。自費で借りると月額二万五千円、購入すれば三十五、六万円にもなる。山田さんは「車いすがあるから、徳永さんは自立した暮らしができているのに」と制度改正に不信を募らせる。

 不自由な手でも操作ができる電動車いすで、自宅内を移動する徳永さん(鵜の島の市営住宅で)

カテゴリー:アーカイブ2006年5月11日

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