厚陽中校舎、耐震基準下回る

 耐震強度が問題になっている厚陽中(松浦美彦校長)の校舎が、山陽小野田市の二次診断で、地震に耐えられる能力を示す基準値を下回っていることが明らかになった。市は検討委員会を設置し、十月までには整備計画を打ち出すとしているが、その間の安全対策も「早急に検討したい」としか示していない。「安全を第一に考え、早く行動を起こしてほしい。子供たちは地震に脅えながら学校生活を送らなければいけないのか」と、保護者は揺らぐ安全への不安と、市の対応への不満を募らせた。週明けの十日には新学期を迎える。
 同校の校舎(鉄筋コンクリート)は一九六一年に建設され、四十五年が経過。旧山陽町で建て替え計画が実施設計まで進んでいたが、新市になって「厚陽中は最優先」という条件の下、同計画は白紙状態になった。その後、学校施設の耐震診断を進める中で、サンプルを採集し、調査したところ、耐震性能を示すIS値が示された。これによると、一階東側で0.21という低い数値が出た。0.7以上が基準値で、0.3以上は補強が必要、0.3未満は改築を要するという。同校のそのほかの三カ所も0.41から0.44で、補強を検討しなければならない数値だ。

カテゴリー:アーカイブ2006年4月8日

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