山大医学部が新発見 大動脈瘤に内科的根本治療の道

 山口大医学部分子脈管病態学講座(松崎益徳教授)はこのほど、大動脈瘤(りゅう)を縮小させ、病気になった血管の自然治癒力を高めるのに有効な化学物質を見つけた。根本的治療には、患部を人工血管に代替させる外科的手術しかなかったが、薬による内科的な根本治療が世界で初めて可能になると期待される。発見は、最も権威のある医学系学術誌『ネイチャー・メディシン』十二月号に掲載される。
 プロジェクトチームリーダーの青木浩樹助教授は「マウス実験では、特に副作用もみられなかった。製薬会社と共同し、臨床応用のためのより良い抑制薬、投与法を開発していきたい」とした。松崎教授も「病気を完治するための内科的治療法確立への道が大きく開けた」と世界的発見を喜んだ。

 新発見を説明する松崎教授、青木助教授、吉村耕一助手(左から、山大医学部で)

JNK抑制療法のイメージ図

カテゴリー:アーカイブ2005年11月28日

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