視覚障害者の厚見さんが模型で昭和13年の商店街再現

 一九三八(昭和十三)年の常盤通り(現在の常盤町一、二丁目)の記録をライフワークにしている宇部市常盤町の厚見昭二さん(78)はこのほど、当時の商店街を模型で再現した。見取り図、写真集、生活風景に続く集大成。視覚障害のハンディを乗り越え、二年がかりで完成させた。
 商店街の模型は、見取り図で記した常盤通り一-四丁目(現在の常盤町一、二丁目)のうち、自宅一室に設けた展示スペースの関係で、一-三丁目の片側をベニヤ板や色紙などで制作。「ホームラン食堂」「キング写真館」「花田表材」「吉村時計店」「名曲堂」など、廃業・移転した店舗などがずらりと並んでいる。「二十歳で失明するまで、自分が見た中で最もにぎわっていた市街地の様子。語り部としての責任を果たせた」と喜んでいる。

 再現された常盤通りの町並みと厚見さん(常盤町で)

カテゴリー:アーカイブ2006年3月31日

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