山大工学部山本教授と中原鉄工所が共同開発、携帯型の地震振動機

 山口大工学部の山本哲朗社会建設工学科教授(耐震工学)は、中原鉄工所(中原信社長、宇部市南浜町二丁目)と共同で、地震発生時の液状化現象や大雨による土砂崩れの仕組みを観察する携帯型の「クランク方式振動機」を開発した。小学校の防災授業などに役立てる。
 変化が観察できるように厚さ一センチの透明アクリル板を採用し、縦七十センチ、横三十五センチ、深さ三十五センチの水槽を製作。これに回転運動を往復運動に変換し、横揺れを起こすためのクランク方式の振動機を取り付けた。水槽の中に砂と水を入れ横揺れを加えると、砂の粒子同士が離れ、水に浮いた状態になり、やがて砂が底部に沈殿。代わって表面に水が浮き出る液状化現象を観察できる。横揺れの強さは三段階で調整できる。
 同研究室では早速、この装置を使って二十九日に吉部小、十二月十日に山陽小野田市の有帆小で防災授業を行う。

 携帯型の「クランク方式振動機」を説明する山本教授(右)、中原社長(山大工学部で)

カテゴリー:アーカイブ2005年11月25日

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