有帆の伝統行事「百万遍念仏講」で家内安全

 山陽小野田市の有帆片山地区で江戸時代末期から続く伝統行事「百万遍念仏講」は十六日、当家の松岡洋子さん宅であり、地域住民三十人が読経と太鼓に合わせて長さ十メートルの大数珠を繰り、家内安全、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。
 当家に集まった人々は車座になり、岩崎寺の河口徳明住職の読経に合わせ、大小三百三十三個のキリの大数珠を繰りながら「ナンマイダア、ナンマイダア」と唱え、大玉が回ってきた時に祈願。輪の中では、男性二人が元気良く太鼓を打ち鳴らした。法要後は、当家が振る舞う赤飯と白あえの精進料理を味わい、ふれあいのひとときを過ごした。行事後、数珠は箱に収められ、次の当家宅で家内安全のお守りとして保管される。

 家内安全を願って数珠を繰る地域住民(当家の松岡さん宅で)

カテゴリー:アーカイブ2006年2月17日

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