「松田正平素描集」完成、後援会が制作

 松田正平後援会(加藤淳会長)が昨年三月の解散時から制作を進めていた「松田正平素描集」が完成した。宇部市出身で日本を代表する洋画家、故・松田さんの思い出を形にして残したいという会員たちの思いの詰まった画集で、二十代から晩年までの素描ばかり百四点を収めたものは初めて。
 松田さんは一九一三年に島根県日原町に生まれ、二〇年に宇部村恩田の松田家の養子となった。三七年に東京美術学校(現・東京芸大)を卒業後、渡仏。四七年に祝島を訪れたのをきっかけに始まった「周防灘シリーズ」は、透明感と堅固さのあるマチエール(絵肌)、ひょう逸味あふれる画面構成で多くのファンに愛されている。日本芸術大賞、宇部市芸術文化特別功労賞、文化庁長官表彰などを受けたが、二〇〇四年五月に死去。九十一歳だった。

 完成した素描集の自画像のページを開く加藤会長(右)と、事務局の菊川俊雄さん(宇部日報社で)

カテゴリー:アーカイブ2006年2月10日

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