山陽市民病院、健全化で国が“最後通告”

 旧山陽町時代に多額の不良債務を抱えたまま、山陽小野田市に引き継がれた山陽市民病院で、経営健全化計画に大幅な狂いが生じている問題について、国が市に対して「最後通告」を出していることが四日、明らかになった。二〇〇四年度末で三億八千五百万円とされる圧縮計画との乖離(かいり)を修正しない限り、財政支援を打ち切るというものだ。十月中旬までに正式回答を迫られている。
 山陽市民病院は、〇一年度末に十一億六千万円の不良債務を生じ、国の指導の下、〇二年から五カ年計画で第五次経営健全化計画に取り組んでいる。経営努力を積み上げるとともに、一般会計から、毎年一億六千万円を繰り出し、赤字を補てんしていくものだ。このうち八千万円は国の特別交付税で賄われている。が、圧縮実績は計画初年度から下回り、〇四年度は計画を修正したにもかかわらず、乖離額が三億八千五百万円にまで膨らんだ。同年度末で不良債務は八億六千万円が残っている。医業収益の落ち込み、民間医療施設の建設、経営面でのマイナスイメージなどが要因とされている。

カテゴリー:アーカイブ2005年8月5日

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