宇部中22期生が60年ぶりに母校で再会

 終戦の一九四五(昭和二十)年に県立宇部中(現宇部高)を卒業した第二十二期生たちは十七、十八の両日、卒業と戦後六十年の節目の同窓会を開いた。遠くは東京方面も含め三十五人が参加し、母校を訪ねて、懐かしいケヤキの大木の下で記念撮影。枕を並べて思い出を語り合ったり、市内観光を兼ねて当時みんなで走ったマラソンのコースをたどったりして、旧交を温めた。
 二十二期生は、戦争が始まった昭和十六年に宇部中に入学。戦渦で学業もままならず、勤労動員でしばしば労務に駆り出された。理研金属宇部工場では金属マグネシウムの製造などに従事し、航空機増産の一翼を担っていることを誇りに、悪臭の中の重労働に耐えた。戦況の悪化で、五年制のところを一年繰り上げで卒業。卒業式当日は全員で琴崎八幡宮に参拝し、鉄砲をかついで記念写真に納まった。
 今年七十七歳になる二十二期生たち。当時は女学校と区別した教育だったので、全員が男性で、百五人が健在。ここ十年は毎年同窓会を開いているが、泊まりがけでの開催は今回が初めて。

 60年ぶりに母校を訪ねた宇部中22期同窓会のメンバー(宇部高で)

卒業の日に琴崎八幡宮で撮影された記念写真

カテゴリー:アーカイブ2005年6月18日

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