豪州の家族が父の足跡たどり収容所跡地など訪問

 第二次大戦中に日本軍の捕虜となり、当時、本山地区にあった大浜炭鉱で働いていた父親の足跡をたどろうと、豪州タスマニアの団体職員、パット・フラナガンさん(57)が四日、現地を訪れ、同炭鉱や捕虜収容所の跡地を歩いた。大浜と本山の両海底炭鉱に設けられていた捕虜収容所には、アメリカ、イギリス、オランダ、オーストラリア人約八百人が、終戦で解放されるまで採掘作業をしていた。
 フラナガンさんの父、アーチさん(90)は、ジャワで捕虜となり、泰緬鉄道(タイ)の工事終了後に日本に移送され、一九四四年九月から終戦後の十月まで大浜炭鉱にいた。その後、フィリピン経由で帰国。高齢だが記憶は鮮明で「大浜の人たちは、いつもわれわれに敬意を持って接してくれた」と話しているという。

 地元住民から当時の状況を聞くフラナガンさん夫妻(大浜地区で)

カテゴリー:アーカイブ2005年4月5日

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