「百万遍念仏講」で家内安全、五穀豊穣祈願

 小野田市有帆片山地区で江戸時代末期から続く伝統行事「百万遍念仏講」が十六日、当家の浅上英治さん(71)宅であり、地域住民三十人が読経と太鼓に合わせて長さ十メートルの大数珠を繰り、家内安全、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。
 地域を襲った疫病と大火の厄払いに由来している。約二百年前からと伝えられているが、市史にも古文書にも起源についての記載はない。戦前、戦後も一度も欠かすことなく受け継がれ、毎年この日に、片山自治会(辻畑浩暢会長、三十四世帯)の二十八戸が持ち回りで実施している。防府市の「笑い講」と並び、地域独特の行事として知られている。

 家内安全などを願って数珠を繰る地域住民(片山の浅上さん宅で)

カテゴリー:アーカイブ2005年2月17日

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