献血者数低落、今年度7千人割れ必至
宇部市の献血者数が減り続けている。一九八六年度に一万五千二百三十九人のピークを記録して以来、年度によりわずかな増減はあるものの長期低落傾向にある。今年度は、旧楠町分を入れても七千人を割り込むのは必至。「若者の献血離れが最大の要因」と市児童家庭課は分析する。
同課は「十五日にフジグラン宇部で行う『はたちの献血』キャンペーンもそうだが、若者を中心に献血思想の普及、啓発を地道に図っていきたい」と話した。同キャンペーンは、午前九時半から午後四時まで実施。献血者への花や菓子のプレゼント、栄養相談、アルコールパッチテストもある。
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カテゴリー:アーカイブ2005年1月8日