山大工学部生協に「学生にすすめる本」コーナー

山口大工学部内にある生活協同組合工学部ショップに、「山大工学部の先生による学生にすすめる本」というユニークなコーナーが設けられている。学生の活字離れに危機感を覚えた教官が、声を上げた結果だ。同ショップでは「じわりじわりと(コーナーが)浸透している。本を読むい学生さんが少しでも増えてくれたらいい」と期待を込める。 生協工学部ショップでは、学生の読書離れに不安を抱える教官の要請に応じて今年四月、書籍棚横に「学生にすすめる本」コーナーを設置。店内の奥とはいえ、入店した時、一番目に付きやすい正面の位置を占める。 スタート当初、推薦を担う教官は四人だったが、半年が経過して十数人が協力。壁の棚に常時、約三十冊を展示している。「一般図書で何を読んでいいか分からない学生が多いのが実情。そのヒントになればいい」とある教官。コーナーの横に「人生の先輩として、学生の皆さんに今後の人生の糧になるような書物」と添え書きしている。 工学部の性格上、『建築構造力学』『土木現場実用語辞典』『新・物理入門』などの専門書はもちろんだが、人気作家、塩野七生の『すべての道はローマに通ず』、『懐かしい日本の言葉』(藤岡和賀夫著)や『日本語を学びなおす』(稲垣忠彦・杉本真理子共著)のように読書を促す本も並んでいる。専門書以外の‘ベストセラー‘は『寺田寅彦の地球観』(高知新聞社刊)で十四冊も売れている。

 学生に浸透してきた推薦図書コーナー(山口大生協工学部ショップで)

カテゴリー:アーカイブ2004年9月16日

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