橋田メモリアル・モハマド基金、CD「ショクラン」22日から全国発売へ

 イラクで銃弾に倒れた宇部市出身のフリージャーナリスト、橋田信介さん(当時六十一歳)の尽力で、戦闘に巻き込まれ左目を負傷しながらも、日本での手術に成功したイラク人少年モハマド・ハイサム・サレハ君(10)。橋田さんの遺志を継承する「橋田メモリアル・モハマドくん基金」も立ち上げられた。橋田さんが亡くなったイラク・ファルージャに「子ども病院」を建設する資金に役立てるため、CD「ショクラン(イラクの言葉で感謝の意)」を作製。橋田さんの誕生日の二十二日から、全国のセブン-イレブンで一斉に発売する。
 モハマド君の治療を仲介した静岡県の沼津ロータリークラブなどが中心となり、同基金委員会を設立。橋田さんの幅広い友人たちが作詞作曲しCD化、販売などに協力している。
 女性シンガーのさわやかな歌声。曲は「青きチグリス ユーフラテス」で始まる。「光」「未来」「夢」「明日」などを盛り込み、イラクの自然をたたえ、希望や平和を訴えている。
 歌詞のないカラオケバージョンもあり「ショクラン、ありがとう」と、感謝の気持ちを込めるモハマド君の言葉も挿入。モハマド君が見たことがなく、イメージで描いたバラの花を、CDのカバーに使用している。
 今月末までセブン-イレブンで販売し、その後の扱いは未定。一枚が五百円。このうち百円が子ども病院の建設資金に充てられる。
 子ども病院建設を目指し、活動に加わっている橋田さんの妻幸子さん(51)=静岡県清水町=は「橋田の思いが、こんな形でイラクにつながっている。病院の建設をぜひ、実現させたい」と語り「橋田が愛したたくさんの宇部の人にも聴いてほしい」と呼び掛けている。

 22日から発売されるモハマド君が描いたCD「ショクラン」のカバー

カテゴリー:アーカイブ2004年8月17日

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