小野田セメント徳利窯の事業報告書が完成

 太平洋セメント小野田工場内にある県史跡「小野田セメント徳利窯(とっくりがま)」の保存修理事業報告書が完成した。築造から百十年余りが経過し、産業遺構としては相当劣化していたが、ハイテクを駆使して往時の雄姿をよみがえらせた「平成の大修復」の詳細を収録。調査で明らかになった新事象、永久保存に向けた課題についてもふれている。A4判百七十一ページ。
 徳利窯は、セメントの父、笠井順八が一八八一年に創業した国内初の民間セメント会社、小野田セメントで最初に造られた焼成用竪窯。正方形の窯の上に、煙突を兼ねた円筒部が組み上げられているのが特徴。高さは約十七メートル。創業時の建造物で、製造法を伝える産業遺構として、国内で唯一残っている。窯一基に十二万五千個のれんがを使ったとされる。

 完成した事業報告書

カテゴリー:アーカイブ2004年8月17日

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