神原町の水道管破裂

 七月三十一日早朝に、宇部市神原町二丁目の歩道で発生した水道管の破裂事故。噴き上がる水柱は高さ二十メートルに達し、市道が二十メートルにわたって冠水したほか、飛ばされた石で車二台の窓ガラスが割れるなど、市民を驚かせた。幸い人的被害はなかったが、類似の事故はまた起こり得るのか-。
 破裂した水道管は一九六四年、地下一・二メートルに敷設されたもの。直径三百ミリの大型だったため水圧が高く、歩道のアスファルトに直径二メートルの穴が開き、毎分二トンの水が流れ出た。水道管の耐久年数は一般的に約四十年とされるが、土質や水圧に大きな影響を受ける。
 事故の原因を調べた市水道局では、管の敷設から四十年という老朽化もあるが、むしろ炭坑跡地で石炭殻などの粗悪な土砂が埋め戻しの土に混入したことによる「土壌腐食が要因」と結論付けた。宇部は石炭産業で発展してきた町。同局では今回の事故を教訓に、土質分布などを調べ、似たような土質地域の配水管について調査、研究することを決めた。

 土壌腐食のために破裂した神原町の水道管(市水道局提供)

カテゴリー:アーカイブ2004年8月6日

石炭都市宇部市の起源
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