遺体、橋田さんと確認

【クウェート市3日時事】イラクの首都バグダッド近郊で五月下旬、車で走行中に襲撃されたフリージャーナリスト橋田信介さん(61)の遺体が二日夜(日本時間三日未明)、クウェートで遺族によって最終的に身元確認された。事件発生から六日。おいの小川功太郎さん(33)の遺体は既に身元確認されており、二人の遺体はクウェートでの手続きが整い次第、遺族とともに民間航空機で帰国の途に就く。
 橋田さんの遺体は焼けて損傷が激しく、確認に手間取ったが、バグダッドからクウェートに運ばれた後、妻幸子さん(50)らが法医学者の立ち会いの下で、歯の治療痕や身体的特徴から身元を確認した。遺体と対面した遺族は大使館関係者とともに焼香し、花を供えた。
 橋田さんと小川さんは五月二十七日夕、イラク人の通訳、運転手とともにバグダッドの南約三十㌔のマハムディヤで国道を走行中、後ろから来た車に銃撃された。運転手は逃げたが、橋田さんと通訳の遺体は現場で焼けた状態で発見され、小川さんの遺体は西に約十㌔離れたユーセフィーアで見つかった。犯人グループの行方や目的は分かっておらず、捜査は難航している。
 イラクでの戦闘に巻き込まれて目を負傷し、橋田さんらが日本での治療に奔走していたイラクの少年モハマド・ハイサム・サレハ君(10)は父親とともに既にバグダッドを出発。四日朝、成田空港に到着する予定。

 藤田忠夫市長のコメント
 宇部市出身のフリージャーナリスト、橋田信介さんと小川功太郎さんがイラクで襲撃を受けられた事件で、小川功太郎さんに続き、このたび橋田信介さんも死亡が確認されたとの知らせに接し、志半ばでのお二人の非業の最期を思うと、痛恨の極みです。ご遺族に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、お二人のごめい福を心からお祈り致します。

カテゴリー:アーカイブ2004年6月3日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single