イラク襲撃事件、家族ら隣国クウェートへ

 イラクのバグダッド近郊で二十七日(現地時間)、フリージャーナリスト橋田信介さん(61)と小川功太郎さん(33)が乗った車が銃撃され、現場近くの病院などで二人とみられる遺体が見つかった事件で、二人の家族らは二十九日午前、成田発のタイ航空機で隣国クウェートに向かった。
 出発したのは橋田さんの妻幸子さん(50)ら家族二人と、小川さんの父博さん(63)、母洋子さん(57)ら家族三人のほか、東京歯科大の橋本正次助教授と外務省職員。橋本助教授は頭部骨格の特徴などから科学的に身元確認するスーパーインポーズ法の専門家で、小泉純一郎首相の北朝鮮再訪問にも同行しており、遺体の身元確認に立ち会うとみられる。
 家族らはバンコクを経由し、二十九日深夜(同)、クウェートに到着する予定。家族はイラク入りを希望しているが、現地は危険なため、クウェートで待機する可能性が高い。
 外務省によると、橋田さんとみられる遺体は、現場近くのマハムディヤ総合病院に、イラク人通訳とみられる遺体とともに収容されていた。遺体は損傷が激しかったが、一緒に焼け焦げた日本語の新聞、雑誌が見つかった。
 また、マハムディヤから西に約十キロ離れたユーセフィーアにも一遺体があり、小川さんである可能性が高いという。三遺体は日本大使館によってバグダッドに移される見通し。
 橋田さんら二人は二十七日夕(同)、イラク人運転手や通訳とともに車でバグダッドの南約三十キロの国道を走行中、後ろから来た車に銃撃された。車は爆発し、炎上した。

 橋田信介さん

小川功太郎さん

カテゴリー:アーカイブ2004年5月31日

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