水面真っ赤!きらら公園SOS!!

20090723a.jpg 山口市阿知須のきらら浜自然観察公園で外来種のオオアカウキクサが異常繁殖し、ヨシ原やトンボ池周辺の水面を真っ赤に埋め尽くしている。


 水面を覆って光を遮り、藻類が枯れ始めている。酸欠状態で水生昆虫や魚にも被害が及んでいる。公園職員が網ですくい上げて処理しているが、繁殖力が強く多勢に無勢。同公園では来園者にも『助っ人』を頼もうと、園内5カ所に網を置き、手伝いを呼びかけている。
 在来種のオオアカウキクサは絶滅危惧(きぐ)種にも指定されている植物だが、外来種は1990年代に一部の農家が導入した浮遊性水生シダ。近年、全国的に問題になり、阿知須でも2年前から深溝地区で見られたことから警戒していたが、防ぎきれなかった。今春園内で初めて確認され、気温の上昇とともに一気に広がった。
 同公園は2001年に開園。「渡り鳥の中継地」として知られており、四季を通じて120種もの野鳥が見られる。また最近では貴重なトンボ類の繁殖地にもなってきた。
 近年、自然の宝庫を脅かしてきたのが外来種の動植物。周辺の用水路や池からライギョやブルーギルなどの外来種の魚類が入り込み、大量繁殖。フナやメダカなど在来種魚類や水生昆虫を絶滅させる勢いの上、今回は外来植物のオオアカウキクサが入り込み、職員の悩みは増えるばかり。
 同公園では「自然観察公園内で除草剤を使う訳にも行かず、網ですくって駆除するしかない。職員の手も足りず、来園者にも協力をお願いしたい」と語った。

[map:山口県山口市阿知須509-53]

カテゴリー:アーカイブ2009年7月23日

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