宇部市食生活改善推進協議会が「かんたん朝食」レシピ考案

朝食を取らない若者が多い中、手軽なメニューで食習慣を改めてもらおうと、宇部市食生活改善推進協議会(橋本嘉美会長)が、「ひとりで作るかんたん朝食」レシピを考案。ラミネート加工を施したカードを作り、4月に市内の公立中学校全13校に配布する。

夜更かしなどが原因で、30歳代以下では朝食を食べない人が多いのが全国的な傾向。市保育連盟保育士会のアンケート(2008年年度)、県教育委員会の児童生徒の体力テスト・生活調査報告書(09年度)、市健康推進課の生活習慣アンケート(10年度)によると、市内で「毎日朝ごはんを食べている人」の割合は、幼児と60歳代以上では9割を超えている。一方、小学生では86・4%。中学生、高校生、20歳代と進むにつれて減少し、40歳代を除けば50歳代まで80%台にとどまっている。
レシピ作りは食推の献立班(渡辺順子班長、10人)が取り組んだ。メンバーが約40品を調理・試食し、小学生高学年から中学生向けに「自分で手早く作れる」観点から6品を厳選。しらす干しとかつお節を入れた「かんたんおにぎり」、パンにタマネギを載せて焼く「しゃきしゃきオニオントースト」など、写真入りで材料と作り方を紹介している。カードは各校に2枚ずつ配る。
「中身を変えてバリエーションを楽しめ、補食にも適しているメニュー。朝は、何かを口に入れてから学校へ行ってほしい」と渡辺班長。各支部で独自の子供向けレシピを考えたり、料理教室に取り入れたりしていることから、全5支部の情報を集約したレシピ集(報告書)も製作し、共有化を図る予定だ。
09年の国民健康・栄養調査(厚生労働省)では、「習慣的にほとんど朝食を食べない人」は20~30歳代の男性で約2割、女性では20歳代が14・3%、30歳代が10・6%となっている。欠食はインスリン分泌の変化を激しくし、糖尿病の原因になり得る。また、若い女性は痩身(そうしん)志向も強いが、10~20歳代で極端な食事制限をし、栄養不足になると、骨密度の低下、無月経などの悪影響をもたらすとされる。
4月からスタートする市食育推進計画では「毎日朝ごはんを食べる人」の割合の数値目標(最終16年度)を幼児は95%、小・中学生は100%、高校生と20~30歳代は90%と設定している。

カテゴリー:アーカイブ,その他の話題2011年3月26日

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