温暖化ガス削減プロジェクトが初の国連登録

 宇部興産と三菱商事が、タイにある宇部興産の子会社、タイ カプロラクタム社(TCL社)で共同で進めている、カプロラクタム製造時の亜酸化窒素(N2O)=笑気ガス=を削減するクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトが、16日付で国連登録された。同製品を作る際のN2O削減CDM事業としては、世界で初めての登録となる。


 CDMは、地球温暖化防止のため、京都議定書が定める温室効果ガス削減手法。ルールに従い、先進国の企業が発展途上国で温室効果ガスの排出量削減事業を行えば、国連CDM理事会から排出権を取得することができる。
 TCL社の工場では、ナイロン原料となるカプロラクタムを年11万㌧製造。N2Oは、その工程で発生する副生ガスで、二酸化炭素(CO2)の約310倍
の温暖化効果があるとされる。宇部興産と三菱商事は排出削減に向け、触媒によるN2O分解プラントを1月から稼働させ、CDM事業を本格的に開始。
2007年8月の日本政府、2008年2月のタイ政府承認取得を経て、今回の国連登録となった。
 今後、分解プラントを追加設置し、2009年6月から20012年12月までの間、合計約53万㌧(CO2換算)の排出権を獲得する予定。

カテゴリー:アーカイブ2009年7月2日

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