JA山口宇部青壮年部が新規就農者に技術指導

JA山口宇部青壮年部(松村正勝委員長、60人)は今年から新規就農者に野菜栽培などの技術指導をするサポート制度を始めた。7日には1年前から就農している前田耕造さん(46)=奥万倉=の畑で、一緒にナスの苗450本を植えた。
先輩農家が就農者に技術アドバイスすることにより、少しでも早く自立できるようにと取り組んだ。比較的、年齢層の近い若者同士とあり、コミュニケーションが図りやすいとも期待されている。栽培技術を教えるほか、負担の大きい作業については部員が手伝う。
機械関係の技術者として働いていた前田さんは1・5㌶の実家の田畑で農業を始めようと、2年前に勤めていた広島市の会社を退社。昨年は見よう見まねでニンジン、ニンニク、カボチャなどを作った。
亡父が栽培していた地元名産の万倉なすにも挑戦しようと今年、30㌃で大成ナスを栽培することに。その指南役を青壮年部に依頼した。
青壮年部では営農計画の立て方から指導し、土作りについてもアドバイス。7日は10人が駆け付け、根が十分に張るように畝を高くし、地温が上がるように黒色のマルチシートで覆われた畑に、草丈約20㌢の苗を植えていった。前田さんは先輩のアドバイスを受けながら開けた穴に苗を入れ、周りの土を寄せていた。
ナスは6月中旬から11月まで長い期間、収穫できる。剪定(せんてい)や収穫など手作業中心となるため、繁忙期には何度か手伝うという。
前田さんは「農業は盆正月に帰った時に亡父の作業を手伝う程度だった。いろいろ教えてもらいながら名産のナスを育てたい。将来はホウレンソウのハウス栽培にもチャレンジしたい。農地には無限の価値がある」と話した。
アドバイス役の先輩農家からも「畑に集まって指導しながら、自分たちも他のメンバーから栽培のこつを学ぶことができる情報交換の場になっている」の声が聞かれた。
松村委員長は「農業をやりたいという若者が増えてきたがノウハウ、土地、資金がないと悩んでいるケースが多い。仲間を集めてそうした人たちを支援し、農家やJAの発展につなげたい。若い世代も団結し、地域の活性化を図りたい」と意気込んでいる。

カテゴリー:アーカイブ2014年5月8日

写真注文はこちら
宇部日報社刊・書籍販売始めました
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single