音楽一家の江波さん、夢は5人でコンサート

〝アマチュア音楽一家〟としてちまたで話題になりつつある、宇部市西岐波後岡の辻の江波陽一さん(45)一家。陽一さんはチェロ、妻の昌子さん(45)と長男の悠介君(西岐波中3年)はピアノ、次男の駿介君(常盤小6年)と三男の弘介君(同3年)はバイオリンを操る。子供たちが通う教室の発表会だけでなく、父と長男と次男のトリオで街の演奏会に出演することもある。
トリオでは、バイオリン奏者の石井啓一郎さんと、妻でピアノ奏者の啓子さんが指導するワークショップ「ミュージックキャンプ」に3年前から参加しており、その成果発表にあたるコンサートで毎年三重奏を披露。昨年秋には山陽小野田市市民音楽祭でも演奏した。弘介君も、父と兄の背中を追ってカルテット(4人組)によるデビューを待ち望んでいる。
大学のオーケストラで出会った陽一さんと昌子さんは、かねて「子供たちにも音楽を」との思いを抱いていた。悠介君にバイオリンを用意したものの、当時幼稚園児だった本人は全く興味を示さない。両親は諦めかけたが、年中の終わりごろに突然鍵盤ハーモニカに目覚めてピアノを始めた。駿介君は7年前、弘介君は3年前にすんなりバイオリンを選んでいる。
練習の総監督として家族を見守る昌子さんは「お父さんが一番練習熱心」と語る。家でセッションが始まると、「お前が少し早い」「そっちの音が大きすぎる」などと言い合いが勃発することも。しかしながら、演奏会本番では家族ならではの息ぴったりのステージを繰り広げる。
「将来は、オーケストラでバイオリンを弾きたい」と弘介君。駿介君はミュージックキャンプで出会った滋賀県の友人と、大学で一緒にベートーベンの「四重奏曲」を奏でる約束を交わしている。悠介君は医者になり、趣味としてピアノを続けていくつもりだ。
陽一さんと昌子さんは「弘介が大きくなって落ち着いたら、5人での演奏もしてみたい。子供たちが大学進学などで家を出てしまう前に、もう少し家族で楽しめたら」と笑顔を見せた。

カテゴリー:アーカイブ2014年5月20日

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