阿知須で外来魚駆除作戦

山口市阿知須のきらら浜自然観察公園で9日、水位を下げて生態系を崩す恐れがある魚類を駆除する作業が行われた。網にはカムルチー(雷魚)やボラなど20匹が掛かった。

広さ約3㌶の淡水池の水位調整のため、隣接する調整池から水を入れる際に稚魚が入り込む。カムルチーは戦後に食用目的に繁殖させた外来魚。山口湾周辺のため池やクリークに多く生息する肉食魚で、野鳥のひなも食べる。本来は淡水に生息しないボラは、水門を開けた際に紛れ込んだ。ともに池に入ると在来種の淡水魚を駆逐し、生態系を崩すと懸念される。
作業は昨年に続いて2回目。職員6人は、水面を棒やひしゃくでたたいて魚を網に追い込んでいった。
引き上げると体長50㌢のカムルチーの姿も。もともと生息するフナは池に戻され、ボラは海に返された。カムルチーは処分された。
原田量介園長は「カムルチーがいると野鳥はひなを育てない。今回の作業で5月以降はカイツブリの姿が見られそう」と話した。

カテゴリー:アーカイブ2014年4月10日

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