県議会地方創生特別委が長州産業視察

県議会地方創生加速化特別委員会(吉田充宏委員長、13人)は24日、新山野井の長州産業(岡本晋社長)を視察し、防災対応型のソーラー水素iパワーステーション(SHiPS)への理解を深めた。

同社では、先進的な太陽光発電システムや有機EL(エレクトロルミネッサンス)、半導体などの製造について概要を聞いた。

岡本社長が主力事業の太陽光発電システムや、全国の自治体などに販売していくSHiPSを紹介した。工場内では、ソーラーパネルが組み上がるラインを見学。「発電能力は表示スペック以上で、顧客に満足してもらっている」の説明に、議員たちは感心していた。

SHiPSは小型の太陽光水素ステーションで、太陽光発電で水から水素を製造し燃料電池車(FCV)に供給する。普段は水素ステーションとして活用するが、災害で停電が発生した際には水素から電気を取り出し利用できる防災ステーションにもなる優れた施設として注目を集めている。仕組みや機能、また普及には定期検査などの保安規制の緩和が鍵になっているという説明に耳を傾けた。

一行はこの後、同社が美祢市豊田前町に保有するセントラルパークゴルフ倶楽部内に整備しているチョウザメ養殖場を訪れた。体長約30㌢のベステル種を700匹近く養殖しており、将来的には雌からキャビアを採卵し、雄は食用として利用する。

チョウザメのフライ、カルパッチョなどを試食し、白身のタイに煮たさっぱりとした味わいに舌鼓を打った。岡本社長は「近い将来、山口キャビア、長州キャビアなどとして売り出し、古里のPRにひと役買いたい」と展望を語った。

視察した中嶋光雄委員(山陽小野田市区)は「チョウザメは新しい食材として魅力を感じる」、小泉利治委員(宇部市区)は「SHiPSは防災、環境教育の観点からも全国に普及していけば」と話した。
説明を受ける議員(新山野井の長州産業で)

カテゴリー:行政,経済,アーカイブ2017年11月25日

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