山口東京理大で薬学部シンポ

山口東京理科大の薬学部シンポジウム「薬学部が街の未来を変える」は2日、同大で開かれ、市民ら約100人が基調講演やパネルディスカッションを通じて薬学部の魅力と地域の活性化に寄与する可能性について探った。同大地域連携センター主催。市、宇部日報社など後援。

来年4月に開設される薬学部について理解を深めようと開いた。基調講演では森田広学長が「山口東京理科大学の現状について」と題して講話。既存の工学部は産業の発展、薬学部は健康増進の役割を担っているとし、2学部が力を合わせてこそ人々の生活を豊かにできるとした。

武田健薬学部設置準備室長は「薬学部の教育研究について」と題し現況を紹介。創薬と疾病予防の教育を充実させて「地域と世界をつなげる人物を育成したい」と話した。新学部設置によって最終的には市内に800人もの若者が増えることを強調。県内の医薬品関連会社での活躍にも期待を寄せた。

パネルディスカッションは、コーディネーターを脇和也宇部日報社社長、パネリストは森田学長、武田室長に加え中原靖明県薬剤師会会長、藤田剛二市長、池北雅彦山口東京理科大理事長が務めた。

新学部開設を契機に地元との連携の必要性に話が及び、藤田市長は「生涯学習の場を設けたい。市民に身近な問題を研究して新産業の創出を」と地域連携に期待。中原会長は「長寿命化が進む中、薬剤師によるサポートは欠かせない」。池北理事長は「産官学民の連携を深める。学生の自信や課題解決力を育む」などと大学が果たす役割を説明した。

会場からは市民が健康に生き生きと暮らせるまちづくり、学生を受け入れるための環境整備、研究機関を集積させた学園都市の創造などの要望が寄せられた。

カテゴリー:行政,教育・文化,アーカイブ2017年12月4日

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