山口宇部空港利用者、2年連続で80万人台

山口宇部空港の2013年度の利用者は、12年度より1万4278人(1・7%)多い84万8700人に上った。リーマンショック後の09~11年度は70万人台に落ち込んでいたが、観光客誘致の取り組みや景気回復感などが後押しし2年連続で80万人台を記録した。

同空港の利用者数は、全日空に加えて日本航空が乗り入れダブルトラックとなった翌年の2003年度に過去最高の96万1819人を記録。その後も90万人台、07~08年度は80万人台で推移していたが、ビジネス路線という性格上、長引く不況の影響を受けた。11年度は東日本大震災に伴う計画停電などの影響で東京出張を減らす企業もあり、ダブルトラック化後では最低の76万2509人にとどまった。
13年度の利用が堅調に推移した要因について、県交通政策課では「関東圏で展開した観光キャンペーンが奏功し、県を訪れる人が増えた。東京ディズニーランドが昨年、開園30周年を迎え、首都圏に飛行機で出掛ける人も目立った」と分析する。夏休み期間中の8月は月別では最高で、前年より2774人(3・2%)多い9万163人が利用した。
ビジネス客の動向については、アベノミクス効果があったか具体的な調査はしていないが「回復基調にはあるだろう」と推測。利用率が2・9ポイント落ちて56・7%となったが、機材繰りによる座席提供数の関係とみられる。
国際チャーター便については、運行便数41便(12年度46便)で6118人(同6290人)が利用。外国からの旅客が増え、12年度に1203人だった外国人数は2113人と倍増。特に今年1月には韓国仁川国際空港との間で20便が企画され、約1500人の韓国人客が県内観光に訪れた。台湾への9便や新規開拓した米国ハワイ、アラスカ企画も堅調だった。
逆に円安や厳しい国際情勢の影響もあり、海外に出る日本人は大幅に減った。
12年12月に開港した岩国錦帯橋空港の13年度の利用者数は、国土交通省の年間需要予測を約2000人上回る35万1846人、利用率71・4%だった。回遊性については調べてはいないが「相乗効果はあっても食い合う(競合する)ことはない」(交通政策課)とした。
浦川孝行空港利用促進班主任は「今年度も引き続き観光キャンペーンなどを継続し、利用拡大を図りたい」と話した。

カテゴリー:アーカイブ2014年4月22日

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