宇部高専の社会貢献部が活動奨励賞

宇部高専の学生会社会貢献部の学生たちが週2、3回、岬小に出向き、「放課後学習教室」に協力。宿題を見たり、時に相談相手になったりしている。児童は、頼りがいのある優しい「お姉さん」「お兄さん」の指導を受けて、自主的に学ぶ習慣がついてきたという。先輩から後輩へと引き継いで3年にわたり行ってきた同部の活動が高く評価され、このほど日本高専学会活動奨励賞を受賞した。

同教室は2014年に同小の依頼で始まった。放課後、児童への学習上の対応が十分行えない教諭に代わり学生が支援している。

部員約30人が交代で2、3人、同小に出向き、図書室で午後4時20分から5時までの40分間、4年生から6年生を対象に主に漢字や計算などの宿題を見ている。サポートに徹し、児童が挙手したときだけ指導し、自主学習の習慣を身に付けてもらうことを心掛けているという。

初代は既に卒業した元部長の藤野隼人さん。14年11月に依頼を受け、試行的に実施。翌年からメンバーを募り、本格実施した。2代目は川﨑紗和・前部長(物質工学5年)、大島千明・前副部長(経営情報5年)が実施。3代目の現在は上野真穂・部長(物質工学4年)、水嶋康陛・副部長(制御情報工学3年)、吉国優・副部長(同)が引き継いでいる。

川﨑さんは「最初は戸惑ったが仲良くなるにつれ悩みも打ち明けてくれるようになった。自分の勉強との両立が大変だったが、仲間が快く協力してくれたのがありがたかった」、大島さんは「答えを言わずにいかに自分で考えさせるかに苦労した。『わかった!』と言ってくれたときはとてもうれしかった」と話した。

岬小の有馬章治教頭は「大変助かっている。年齢が近いこともあり、児童たちは先生に聞けないことも気軽に聞いているようだ」と述べた。

表彰式は8月に静岡県であり、同校教員が生徒に代わり出席。20日、同校で伝達式があり、日高良和副校長が学生に表彰状を手渡した。

カテゴリー:教育・文化,地域,アーカイブ2016年9月21日

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