制服寄贈ボランティアむすびの会解散へ

経済的に恵まれない家庭の子供たちを支援しようと、中学校入学前に新しい制服を贈ってきたボランティアむすびの会(池田広枝会長、70人)が、3月末で解散する。1965年の発足時から届けた制服は2100着余り。子供たちの笑顔や礼状を励みに取り組んできたが、会員が高齢になり、資金調達も厳しくなったため、半世紀にわたった活動を終える。

結び合い、支え合い、助け合いを目的に、奉仕活動を続けてきた。中でも制服寄贈は活動の柱と位置付け、毎年バレンタインデーに合わせてプレゼント。資金は年会費やバザーの収益を充てたが、宇部市社会福祉協議会の助成、学生服専門店タツヤの協力もあり、長く続けられた。
14日には今春中学校に入学する児童8人(男子6人、女子2人)に制服を贈った。タツヤで採寸した制服を直接受け取るようにしている。池田会長は「最後の贈呈となるが、喜んでもらえるとうれしい」と語った。解散については「活動の柱が終われば、会の存続意義が失われる。続けたいという会員もいたし、周囲からもったいないという声もいただいた。ほとんどの会員が70歳以上。気持ちはあっても体力的な衰えには逆らえない。笑って終わりにしたい」と語った。年度当初の総会で会員には伝えていたという。
「小さな町のひと隅に愛の花が芽を吹いた。みんなで大事に育てよう、明るいしるべになるように~」。むすびの会には歌がある。初代会長の松﨑ツヤ子さんは「個人的にも相当出費したけれど惜しくはなかった。これまで本当によくやってくれた。皆さんには感謝しかない」と感慨深げ。25年間、会をまとめた池田会長も「みんなが仲良く、まとまっていたのが自慢。ボランティア活動を通じて人生が変わったし、いろいろな人と知り合えた。奉仕させてもらったことに感謝している」と語った。
23日には常盤公園での記念植樹、3月には福祉のまつり、常盤公園でのフリーマーケットに参加する。

カテゴリー:アーカイブ2014年2月15日

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