世界を旅する植物館にパピルスの紙

ときわミュージアム「世界を旅する植物館」で、アフリカゾーンのパピルスを使って作った紙が展示されている。古代エジプトの製造方法に倣い、常盤湖の水を使ってスタッフたちが作ったもので、来館者の目を引いている。

カヤツリグサ科の多年生植物。茎の切り口は三角形をしていて特徴があり、この茎を使って古代エジプトでは紙状の筆記媒体を作っていた。パピルスは、英語の「ペーパー(紙)」の語源でもある。

茎の周りの厚い表皮を?ぎ、中の白い部分を厚さ2㍉にスライス。それを新聞紙に挟んで木づちでたたき、採取してきた常盤湖の水に3週間漬けた。茶色に変色し、繊維が柔らかくなったものをフェルトの上で縦横に並べ、重しをして3週間自然乾燥。完成した紙状のものに、ヒエログリフ(古代エジプト文字)で館名を書いて展示している。

パピルス紙作りに関わった同館コンシェルジュの德光芳絵さんは「水中の微生物が接着剤の役割をするということから、常盤湖の水を使って作った。臭いがきつい工程があったが、乾燥させるとそれはなくなり、うまく仕上がった。古代エジプト人の紙製作の苦労を子どもたちが体験できるように、ワークショップの開催を検討していきたい」と話した。

カテゴリー:行政,地域,アーカイブ2017年9月22日

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