エコハ通貨導入1年

環境に配慮する行動をした人を応援しようと宇部市が発行する環境地域通貨「エコハ」が導入されて1年。これまでに約1万1200枚が発行され、5月末までに1650枚が市内のパートナー事業所で使用された。市環境政策課では「2年目を迎え、これまで以上に制度をPRし〝地球に優しく〟の輪を広げたい」とした。
エコハ制度は環境講座を受講した人、環境保全活動に参加した人、環境イベントにボランティアとして参加した人らに発行する地域通貨。原則として1回につきエコハ券(1枚が50エコハ)が2枚、交付される。
このエコハ券を趣旨に賛同した市内のパートナー事業所51店舗(小売店24、飲食店22、美容室2、入浴施設2、写真店1)で利用すると、1000円の購入ごとにエコハ券1枚を使って50円の割引が受けられる。このほかにも食後のドリンクや入浴施設の利用が無料で受けられるなどのサービスが提供される。
昨年7月7日に開かれた「ごきげん未来フェスタ」でデビューし、フェスタの際には370枚のエコハ券が交付された。その後も環境講座の受講生らに贈られ、2013年度は予想の7000枚を上回る約9000枚が発行された。14年度も3カ月間で約2200枚。1年間で約1万1200枚、延べ人数で約5600人が交付を受けた。
ごみ減量のための水切り教室など環境講座での提供のほか、段ボールコンポストの購入者への交付(1個につき2枚)が目立つ。段ボールコンポストは昨年10月から2個購入すると別に1個プレゼントする特典を付けたこともあり、12年度の購入が218個だったのが13年度は593個に激増し、エコハ制度促進の追い風になっている。
一方で交付されたエコハ券の使用は5月末までで1650枚と交付総数の15%にも満たない。使用の有効期限が交付されて半年間あるため、これから利用が伸びていくと考えられる。
森朋子環境政策課長は「古着を持参した人にエコハ券を贈ったら非常に喜ばれた。パートナー事業所になるとチラシや市のホームページで店が紹介されるので『販売促進につながる』と好評。この制度をさらにうまく回して環境に優しいまちづくりを推進したい」と話した。
今年のごきげん未来フェスタは、20日午前10時から常盤公園で開催。水切り度チェックに参加したり古着や使用済み天ぷら油を持参したりした人にエコハ券がプレゼントされる。

カテゴリー:アーカイブ2014年7月10日

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